狩猟のメリット(魅力)、デメリットをまとめてみた
こんにちわ。
今回は猟師に興味がある方向けに
狩猟のメリット、デメリットについて書いてみようと思っています。
動画でも語ってますのでよろしければご覧ください。
- 狩猟の魅力 ① 男のロマン
- 魅力② 貴重な食材を自分の手で
- 魅力 ③ 自然の一部であることの幸福感がある
- 魅力④ 社会貢献
- 魅力 ⑤ 収入源になり得る
- つづいて猟師のデメリット をあげていきます。
- デメリット①費用がかかる
- デメリット② 猟銃の管理、手続きが大変
- デメリット③ 責任が大きい
- まとめ
猟師と聞くと特別な存在のように感じる方もいるかもしれませんが私はごく普通のサラリーマン(平)です。
猟師と聞くと、神聖な世界だから普通の人はなれないんじゃないか?
と思う方もいますが、実は普通の会社員でなれます。
本気でなりたいと思えばほとんどの人が猟師になれる権利を持っていますが
「裏社会に縁のある方」や「銃を持たせられないような事情のある方」は公安委員会の許可が降りませんので、諦めてください。。
狩猟とはアウトドアの一環であり
魚釣りとの違いは山と海の違いくらいなものです。
しかし日本は世界一銃規制が厳しい国ですので、魚釣りとは違い簡単に始めることができません。
銃を所持した者には大きな責任も伴いますのでそこは覚えておかなければなりませんね!
しかし近年ハンター(猟師)の高齢化で減少しているそうです。
私もハンターになった1人としてもっと若い仲間が増えたら嬉しいと思っています!
そこで今回は
狩猟歴5年ほどの僕が感じている猟師の魅力(メリット)とデメリットをご紹介していきます!(独断と偏見)
狩猟の魅力 ① 男のロマン
男に生まれたなら誰しも銃に憧れはありますよね?
猟銃を使う目的は狩猟だけでなく、射撃場で標的に向かって撃つ「標的射撃」
というのがあります。
より正確に当てるにはどうするか..考えているだけでも楽しいです!
まさにスポーツですね。
あ、これ僕の愛銃12番ハーフライフル銃
BrowningAboltshot
といいます。
めっちゃかっこよくないですか?
ライフル持つまでの10年間の相棒です。
毎日抱きしめて寝たいくらい宝物です。←ダメです笑
猟銃を手に一人で山を歩いて獲物をとる。
取った獲物を捌いて食べる。
これぞ男のロマンです。
魅力② 貴重な食材を自分の手で
最近はジビエブームというとこもあり
以前より身近になってきたジビエ料理ですが
まだまだマイナーだし値段が高いです
あるテレビ番組を観ていると
東京の高級レストランではエゾシカ肉のローストビーフが1切れで8000円ほどでした...😲(もちろん一流シェフだからこそですが)
猟師になると、
鹿肉の心臓や鹿肉のタン
猟師しか食べれないような貴重な食材が食べれますよ!
どれも最高に美味いんです!
自分で取った鹿肉のローフトビーフ丼です。
柔らかくて旨味たっぷり。最高に美味いです。
その他、うちの鹿肉料理の動画を載せましたのでよかったらみてください。
ただ美味いだけではありません。
自分で苦労して取った肉は
値段が付けられないほど価値があります。
そして
命を奪った者しかわからない、
本当の意味での「命のありがたみ」がわかります。
魅力 ③ 自然の一部であることの幸福感がある
山を忍んで歩き獲物を探す「忍び猟」では
鹿の痕跡を探したり足音を聞いたりしながら
とにかくゆっくり歩きます。
すると自分も自然の一部なんだと実感してきます。
自然に上手く溶け込めると
鹿は逃げません。かなり近づくことができます。
狩猟を始めたばかりの頃はすぐ逃げられて全然近づけませんでした。
今もまだまだですが、以前より接近できるようになりました。
自然の一部となり、山を歩いているとセロトニンがドバドバ分泌されて
なんとも言い難い、最高の幸福感を味わえます。
そうなると獲物が取れなくても平気です。
ただ山にいるだけで幸せですから。
魅力④ 社会貢献
農林水産省によると
野生鳥獣による農作物被害額は
令和元年度で約158億円だそうです。
全国にこれだけ害獣に苦しめられてる農家さんなどがいるということです。
猟師が増えて害獣が減ることで少しでも
困っている農家さん達の力になりたい。
そしてビーガンの方々に美味しい野菜を食べていただきたいです。
魅力 ⑤ 収入源になり得る
鳥獣による被害が多い地域では、狩猟団体などを通して「有害鳥獣駆除」を行い、猟師に報奨金を出しています。
報奨金の金額は地域によって変わりますが
噂によると鹿1頭につき数万円という地域もあるそうで、相当被害の大きい地域なのかと思います。
私の住む地域では有害鳥獣駆除は盛んに行われていませんので、収入はありません。
また、食肉加工場にお肉を持ち込んで稼ぐという方法もあります。
ただし、ヘッドショット限定や射殺後1時間以内持ち込み などの厳しい条件がかされているので簡単にはいきませんす。
まとめると、住んでいる地域や猟師の腕次第では収入源になり得ます。
つづいて猟師のデメリット をあげていきます。
デメリット①費用がかかる
狩猟始めるうえで1番気になるのが、いったいいくらかかるの?
ということだと思います。
銃の値段はピンキリで一概には言えませんが
初期費用は30〜50万くらいと言われています。
ちょっと高いですが、その金額に見合う価値はある趣味だと思います。
バイクやゴルフが趣味の人も結構お金かかってますよね笑
僕は独身のときに貯めた貯金で買いました👍
趣味は人生を楽しく豊かにしてくれますので自己投資と思えば安いもんです。
また、先ほども言いましたが有害鳥獣駆除などで収入になる場合もあります。
中古の銃など安く譲ってくれる場合もあるかもしれません。
まずは地元猟友会に相談してみてはいかがでしょうか。
デメリット② 猟銃の管理、手続きが大変
猟銃の保管は、専用の銃ロッカーを家に設置または銃砲店に有料で預けるなどの決まりがあります。
また、弾の消費などをしっかり記録につけておかなければならないなど管理が大変です。
しかし、弾の記録や手続きなどは慣れていくと習慣になるので苦じゃなくなってきます。
手続きの際は平日に警察署に行かなければなりません。
平日に時間を作れない会社員の方は厳しいかもしれません。
デメリット③ 責任が大きい
世界一銃規制の厳しい日本において銃をもつということはそれなりの責任が伴います。
違反行為をした場合は銃刀法違反などで逮捕されることもあります。
ちなみに自動車の違反の場合は減点、免停、免取などありますが
猟銃の場合は 取消 しかありませんので
たとえ小さな違反でも 取消となります。
正しい知識を身に付けて違反行為をしないようにしましょう!
まとめ
以上メリット5つ程上げましたが
これ以外にも狩猟の魅力はまだまだあって、語り出すと止まらないです。
大変なこともたくさんありますが
それに勝る魅力があります。
20歳以上なら何歳からでも始めれますので
興味のある方は是非チャレンジしてみてください!
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