狩、釣り、キャンプが趣味。アウトドアパパ(eseHunter.aragen)

狩猟、釣り、キャンプ。どれも極めてないにわかアウトドアのゆるゆる日記。えせ多動力の持ち主。人生やったもん勝ち.

BrowningAボルト(12番ハーフライフル)が当たらない理由。

こんにちは。

北海道は10月1日に狩猟が解禁となりました。

 

これから沢山獲物を獲っていきたいわけですが

私は今まで5年ほど狩猟をしてきて

相当数、外してきています。

 

「センスがないだけ」と言われて仕舞えばそれまでなのですが

自分なりに「なぜ当たらないのか」を考えて日々試行錯誤しております。

 

少しでもこれから狩猟を始める方の参考になればいいなと思います。

また、ベテランの方がみてくださっていればアドバイスいただけると嬉しいです。

 

私の使っている猟銃はこちら。

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口径 12番 ハーフライフルの

BrowningAboltshot

 

目次

 

銃の精度が悪いのか?

 

私は20メートルほどの近距離ですら外したこともあります。

その時は流石に「嘘だろ。。」と嘆きました。

向いてないから狩猟なんてもう辞めてしまおうと思ったことも。。

 

そもそも銃の精度が悪いのかな?

それでは先日のスコープ合わせでの委託射撃の成果を見てみましょう。

 

動画はこちらです

youtu.be

 

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50m委託射撃の結果

スコープのズレによりやや上に着弾していますが

10cm以内に収まっています。

 

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150mを撃った結果です。

15cmほどドロップしていますが、精度は悪くありません。

このドロップを考慮すれば「アタる」と言うことにまります

 

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200mです。

1発はほぼ中心に入っています。

 

 

このように射撃場ではしっかりと的を捉えています。

つまり、

銃の精度は悪くない

 

と言うことになります。

 

ではなぜ猟場では近距離すら外してしまうのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

当たらない理由

 

 

結論を言うと

 

銃の反動を恐れているために引き金を強く引いてしまっている

 

いわゆる「がく引き」「フリンチング」などと言われるものです。

 

がく引きとは

 

クレー射撃競技およびライフル射撃競技において、射撃の際に自分が思っている以上の圧力で引き金(トリガー)を引いてし

まい、その反動で射撃の焦点がぶれてしまうこと。射撃の際におこる反動に耐えられる力がない場合や、射撃の際の反動を予想して身体の筋肉がこわばっている場合に起こりやすい。一般的に、筋力の弱い人に起こりやすい。確実に弾を標的に当てる為には、なめらかな引き金移動が必要となる。

 

スポーツ辞典より引用

 

 

 

原因がわかってるなら、ゆっくり引き金引けば解決じゃん!

 

そう思われる方もいるでしょう。

しかしそうはいきません。

 

がく引き無意識下で起きてしまうのです

 

 

はじめて銃を撃つときが一番当たるとベテランが言ってました。

 

銃の反動を経験してしまうと

 

銃の反動を無意識に抑え込む行動をしてしまいます

 

例えて言うなら

 

目の前で拳をふりあげて殴られそうになったら、力入れて目をつぶってしまうのと似ています。

 

がく引きを直すと言うことは トラウマに勝つ

と言うことになります。

 

 

 

 

迫り来るスコープに思わず目を瞑っている瞬間

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がく引き対策

 

①反動の弱い銃を使う

特に初心者の場合、なるべく反動の弱い銃を使った方が良いと思います。

エゾシカ猟の場合ハーフライフルを使う場合が多いと思いますが

 

12番 Aボルトや12番サベージ よりも

 

20番 サベージをおすすめします。

その際の弾の使用は3インチマグナムではなく2.3/4でいいと思います。

 

どんなに威力のある銃や弾でも、当たらなければなんの意味もありません

逆に、多少威力の弱い銃でも狙ったところにあたれば倒れます。

 

デメリットとして、20番の弾不足問題があります。

全国的に20番サボットの銅弾が不足して手に入りにくいようです。

それさえクリアできれば、絶対に20番がオススメです。

 

私はあと4年でライフルなので我慢します。。

 

 

②リコイルパット

 

私は肩を保護するリコイルパットをつけています。

 

私がこれをつけている目的は

「肩を保護する」というよりも

 

「リコイルパットをつけているから大丈夫」という心理的な安心感を持つことにより

がく引きを防ぐ役割を持っています。。

 

実際にこれをつけてから恐怖感が多少和らぎ命中精度が少し上がりました。

特に射撃場で何発も撃つ場合は必須だと思います。

 

肩を痛めて余計なトラウマを作る前に、こういった対策を獲ったほうが良いかと思います。

 

 

 

 

③撃つ前に力を入れておく

これは「がく引きは起きるものだ」という共存を考えた方法です。

 

本来、引き金を引く際は脱力、絞り撃ちがよいのかもしれません。

 

しかし

脱力状態からがく引きを引き起こした際のギャップにより

ブレの幅が大きくなり獲物に当たらない。

という現象が起きています。

 

そこで

がく引きした際に入る力をあらかじめ入れておく事によって

引き金を引いた際のギャップを少なくする

 

という対策です。

これも実際に効果がありました。

 

正しい射撃の理論ではないかもしれませんが

このように自分なりのクセを考慮して色々試行錯誤していくことが大事なのだと思います。

 

 

最後に

その他の対策として

引き金を軽くする

マズルに穴あけ加工

サベージの場合はマズルブレーキ有り。

などがあります。

狩猟や射撃は奥が深くて難しい上に、情報が少なくて大変ですが

その分うまくいった時の喜びはひとしおですね。

 

狩猟に興味を持った方や、これから始める方はぜひ参考にしていただけたらと思います。

ベテランさん、何かアドバイスを!!!笑

 

ありがとうございました。

gaip.hatenablog.com

 

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