コスパ最強モーラナイフ!狩猟にも薪割りにも使ってます!
こんにちは。
北海道は猟期が始まってから2ヶ月ほど経ちました。
皆さん良い狩猟生活送れていますでしょうか。
私は月二回ほど出猟してエゾシカ4頭という結果です。
今のところボウズが少なく満足はしています。
もっとたくさん狩猟したいところですがサラリーマンな上に4歳児のパパなのでなかなか難しいものです。。
さて、
今回は私が使っているナイフについて書いてみようと思います。
目次
みんな大好きモーラナイフ!
アウトドア好きな方ならご存じの方も多いかと思います。
特にブッシュクラフトに使われることが多いようですね!
私も最初はキャンプでの薪割り用に購入したのですがあまりに優秀だったので
「狩猟でも使えんじゃん!」ってことで万能に活躍してくれています。
今回は改めてモーラナイフについて想いを馳せてみようと思います。
そもそもモーラナイフとは?
スウェーデン中部のモーラ地方は昔から痩せた土地で農作物があまり取れなかったので、豊富にあった木材と鉄を利用して家具などが盛んに作られ、作業に必要な道具としてナイフも作られるようになりました。1600年頃には切れ味の良いナイフが作られることで有名な地域となり、1891年にモーラ地方の郊外で後のモーラナイフの最初の工場となる会社が設立されました。
職人たちの手で伝統的に受け継がれてきた鋭い刃と握り易いグリップとを量産して組み合わせることで質の高いナイフを生み出すことに成功。赤い樺材で作られた印象的なグリップのナイフは現在でもナイフと言えばスウェーデンの多くの人がこのクラッシックモーラナイフを想いうかべる程、シンボル的な存在になりました。2005年には系列の2つの会社が合併してMora of Swedenとなり、創業125周年を迎える2016年にブランド名であるMoraknivを正式に社名といたしました。その品質はスウェーデン国王からも高い評価を受け、スウェーデンを代表するメーカーのみに与えられる王室御用達の認定を受けています。モーラナイフジャパン参照
私なりに勝手にまとめると
スウェーデン国王も認めたの伝統的なナイフ
ということでしょうか。
モーラナイフの種類と選び方
モーラナイフには色々と種類がありますが
初心者向けにざっくりと簡単に選び方をご紹介します。
①材質はステンレスかカーボンか
②刃の厚みが細いのか太いのか
③その他の機能が必要かどうか
この3つを押さえれば大丈夫です。
3つの組み合わせによってナイフを選びます。
ちなみに私が使っている物は
ステンレスの厚刃(ヘビーデューティ)です。
①材質はステンレスかカーボンか
ステンレスの特徴
- 錆びにくいから手入れが楽なので初心者向け
- 切れ味はカーボンに劣る
カーボンの特徴
- 錆びやすいのでこまめな手入れが必要
- 切れ味はステンレスより良い
②刃の厚みが細いのか太いのか
モーラナイフには刃の厚みが
2mm(ライトデューティ)
2.5mm(スタンダード)
3.5mm(ヘビィデューティ)
の3種類あります。
種類によって色も変わります。
繊細な使用をするならば2mm
オールマイティなら2.5mm
ガンガン使いたいなら3.5mm
という感じ。
私は
- バトニングするのでガンガン使える3.5mm。
- カラーはオレンジ色が欲しかった。(目立つから)
という点から、ステンレスの3.5mmを購入しました。
③その他の機能が必要かどうか
モーラナイフにはその他の機能が充実した物があります。
シンプルなモーラナイフに比べると値段が上がりますが、充実した機能が欲しい方は
嬉しい物です。
ファイヤースターター付き
ファイヤースターターとダイヤモンドシャープナー付き
短い
私が実際に使っている様子
ナイフ紹介用に作った動画ではありませんのでうまく伝わらないかもしれませんが
私が実際に使っている様子を撮った動画がありますので載せておきます。
キャンプでの使用です。かなり短いシーンですが3:20から10秒ほど薪割りしてます
狩猟での使用している様子
4:50あたりから解体してます
使った感想
薪割りについて
ガンガンとブレードを叩いても全く壊れる気配もないくらい丈夫です。
切れ味は、「太い薪を斧のように真っ二つ」とはなかなかいきませんが
細いサイズにしていく分には充分な切れ味でした。節目のない木だったら初心者でも簡単に割れます。バトニング初心者の最初の1本にはこれしかないでしょう。
バトニングにはヘビィデューティがお勧めです。
さらに丈夫さにこだわりたいという方は「フルタングモデル」もありますよ。
狩猟について
まずナイフケースが優秀です。
腰にかけれるようになっているし、自然と抜けにくい構造です。
収納時にナイフとケースが当たらないほぼ当たらない構造のため、汚れたナイフも気にせずしまえます。
オレンジ色で目立つため無くしにくい。狩猟向けのカラーです。
鹿の解体に使用してますが、切れ味も全く問題ありません。
この1本で1頭丸々解体できました。
グリップが滑りにくく、握りやすいため安全に解体できます。
使っている砥石。初心者はとりあえずこれで充分!
切れ味抜群のモーラナイフ流石に使っていくうちに切れ味は落ちていきます。
必ず砥石で研ぐ作業は必要になっていきます。
「初心者はナイフの研ぎ方なんてわからんよ。。」
という方もご安心ください。
私が使っているのはこちらです。
Amazonで2000円ちょっとのこれ。
両面砥石で、1000#と6000#がついてます。
滑り止めの台もセット
面直しもセット
初心者用のガイドもセット
これで約2000円。
こんなんで大丈夫?
と思う方もいると思いますが、初心者には十分です。
私は実際に使ってますがちゃんと切れるようになります。
使い方としては
- 砥石を10分ほど水に漬ける
- 1000#で研ぐ
- かえしをとる
- 6000#で研ぐ
- かえしをとる
- 面直し
ざっくりこんな感じ。是非やってみてください。
まとめ
モーラナイフは種類がたくさんありますが
「材質」「厚さ」「機能」を抑えて自分好みのナイフを選ぼう!
価格が安いので複数本持って使い分けるのが最強かもしれませんね!
最後までご覧いただきありがとうございました。